2011年6月8日水曜日

プリンセス トヨトミ



   行け!

    追っ手の目を盗みながら、命からがら逃げ延びようとする母と子。


    逃げて!

    映画の冒頭・・・ 観客は、この母子に感情移入するのではないでしょうか!?

    気配を嗅ぎ付けて、追っていた母子を発見した武者ですが、
    もはやこれまでと、自分の運命を知り、、毅然とした態度で
    自分と向かい合う子供の姿を見て・・・
    一時ほど間を置いた後、こう言い放ちます。

    この武者は、追い詰めた果てに・・・
    自分の仕事を投げ打ってしまうのですね。

    それは・・・ 目標に向かって一心不乱に走ってきたからこそ、
    成しえた決断だったのでしょう。

    
    かっての大阪で起こった、ひとつの歴史的事件。
    この地に住む多くの人々にとって、この歴史には屈辱的な感情もあるでしょう。
    
    その時・・・ もはや変えられぬ運命と戦って散った
    勇者は活躍は、今でも人の心を打ち続けているんだな~。

    ・・・とは、昨年 大阪へ行った時の感想です。

    だからこそ・・・ 大阪城 は市民の寄付で、あのカタチで建てられたものでしょう。

    人が最後の最後に死守したいと願うものとは!?


    堤 真一 さんや、中井 喜一 さん が好きな私ですから、
    それだけでも観る理由になりますし、やはり期待通りでした!

    はて・・・ 小説を買おうかな~ どうしようかな~ と
    迷っていた時に映画化が決定!
    結局、小説の方はお預けになったのですが・・・

    やっぱり手に入れて、今度は文章で味わいたいな~♪ とは、

    鑑賞後の、今の感想です。   


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