スピルバーグ監督の最新作!!!
「戦火の馬」 を 早速、観てきました。
舞台は、第一次世界大戦のヨーロッパ、
小作人の父親が、農耕馬を買うと家族に言って出かけた場所で、
一目惚れして手に入れたのはサラブレッド
サラブレッドを農耕馬になんて・・・
周囲の嘲笑をよそに
この馬、(ジョーイ)に惚れ込む、一途な息子ナラコットの期待に
次第に応えるようになっていくジョーイ。
しかし、やがて戦争が、
信頼感関係を深めていた、ナラコットとジョーイの間を引き裂くことに・・・
戦地を駆け抜けていくジョーイが見た光景とは!?
この映画を観終えて、良いなぁ!と感じたのは
戦争の描写でしょうか、
最近の映画としては、血で血を洗うようなリアルな戦闘場面は少なめなのですが、
ストーリーが進むほどに、ズシーンと心に響いてくるものがあるんです。
それは・・・
ジョーイの目の前に現れは去っていく人々が、
その他大勢ではなく、個性まで描かれているからでしょう。
ジョーイが駆け抜けていく戦場。
砲撃を前に・・・ 敵味方、双方が緊張のなか向い合っていた時
傷ついた馬を見つけ、
我を忘れたように白旗を持って陣地を飛び出していく兵士に、緊迫する友軍
馬に近寄った兵士に・・・
これを使わなきゃ馬は助けられないだろう! と
塹壕から、道具を持って出てくる、敵軍の兵士。
もう間もなく、お互いが向かいあい、壮絶な戦になろうという前に、
2人は、協力して馬を助けます。
これは映画のシーンですが・・・
まだ、騎士道精神が残っていた、往時の戦争では
時折、このような光景が見られたと言われています。
戦争の動機って何だろう!?
個人にとって戦争って何だろう!?
この映画は・・・
その他にも、様々な疑問を投げかけてくれるように思います。
あらゆる世代の方々にお薦めできる映画ですし、
様々な視点から眺めることができるように感じています。
再、再々視聴にも耐える素晴らしい映像と感じています!
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