2012年3月4日日曜日

戦火の馬 ~ ジョーイが駆け抜けていく戦場 ~



スピルバーグ監督の最新作!!!


「戦火の馬」 を 早速、観てきました。


舞台は、第一次世界大戦のヨーロッパ、


小作人の父親が、農耕馬を買うと家族に言って出かけた場所で、
一目惚れして手に入れたのはサラブレッド

サラブレッドを農耕馬になんて・・・

周囲の嘲笑をよそに
この馬、(ジョーイ)に惚れ込む、一途な息子ナラコットの期待に
次第に応えるようになっていくジョーイ。


しかし、やがて戦争が、
信頼感関係を深めていた、ナラコットとジョーイの間を引き裂くことに・・・


戦地を駆け抜けていくジョーイが見た光景とは!?


この映画を観終えて、良いなぁ!と感じたのは

戦争の描写でしょうか、

最近の映画としては、血で血を洗うようなリアルな戦闘場面は少なめなのですが、

ストーリーが進むほどに、ズシーンと心に響いてくるものがあるんです。


それは・・・


ジョーイの目の前に現れは去っていく人々が、

その他大勢ではなく、個性まで描かれているからでしょう。


ジョーイが駆け抜けていく戦場。


砲撃を前に・・・ 敵味方、双方が緊張のなか向い合っていた時


傷ついた馬を見つけ、


我を忘れたように白旗を持って陣地を飛び出していく兵士に、緊迫する友軍

馬に近寄った兵士に・・・

これを使わなきゃ馬は助けられないだろう! と

塹壕から、道具を持って出てくる、敵軍の兵士。


もう間もなく、お互いが向かいあい、壮絶な戦になろうという前に、

2人は、協力して馬を助けます。


これは映画のシーンですが・・・


まだ、騎士道精神が残っていた、往時の戦争では

時折、このような光景が見られたと言われています。


戦争の動機って何だろう!?

個人にとって戦争って何だろう!?


この映画は・・・


その他にも、様々な疑問を投げかけてくれるように思います。

あらゆる世代の方々にお薦めできる映画ですし、
様々な視点から眺めることができるように感じています。

再、再々視聴にも耐える素晴らしい映像と感じています!


広島ブログ

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