2011年8月28日日曜日

アフィニス合同オーケストラ演奏会


   アフィニス夏の音楽祭2011広島・・・

   そのメインイベントである 合同オーケストラ演奏会 に行ってきました!!

   
   そう・・・

   初の2日間連続のクラッシックコンサート なんです!
   ( 金曜日の室内楽演奏会を含む、3日間とする案もありました。。。 )


   本日のプログラムは・・・

   ドヴォルザーク セレナードニ短調Op.44 B.77
   R.シュトラウス 組曲「町人貴族」Op.60
   ベートーヴェン  交響曲第5番Op.67

   3曲全ての編成が大きく異なるという、面白いプログラムでして、
   音楽祭ならではのといった感じがしますね ♪

   この中でも、特に注目していた曲は

   何といっても・・・

   ベト5

   超有名曲だけに、海外オケの名演CDや演奏会で聴き込んでいる人が多い曲、
   しかも・・ 実は演奏が難しく、その楽団の実力が分かりやすいという、
   演奏家にとっては怖い曲のハズ・・・・・。 


   指揮は・・・

   広響、九響を率いる国内クラシック界の重鎮 秋山 和慶

   メンバーは、今回のプログラムのために国内外から集った
   特別編成の「アフィニス祝祭管弦楽団」です。
   
   大迫力の演奏ですので、音をしっかり鳴らさないと、あらら。。。となり・・・
   鳴らし切れば、鳴らし切ったで、ともすると
   抑制をきかせにくくなってしまう曲なのですが、
   その緩急をしっかりときかせるコントロールぶりは、
   以前に「第9」でも聴いたことがありますが、見事という他はありません。

   鳴らしどころで、ボワ~ッとしっかりと鳴らし切る、メンバーも見事!!!
   やはり実力者が集っているんだな~!!と感じる瞬間です!


   昨日の演奏会メンバーも入っていらっしゃって・・・

   特に 川崎 洋介 さん、ウェン・シン・ヤン さん、ジェシカ・リネバッハ さんが
   印象に残っています。

   なんでなのでしょうね!?・・・
   演奏している姿が、本当に嬉しそうで、一生懸命に見えるんですよ。

   心の底から好きな音楽の時間なのでしょう ♪   


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2011年8月25日木曜日

神様のカルテ


   映画の公開に間に合うくらいの勢いで読んやろう~ と

   一気呵成に読み終えた作品!

 
   いぇ・・・

   この作品は、それくらいの勢いで、物語の世界に惹き込んでくれました ♪


   時に一人で大笑いし!   ( 乗物の中で読むのは止めといた方が無難かも??? )

   また、時にほろり・・・。


     主人公である 栗原 一止 は、信濃大学医学部を卒業後、
   松本平の中ほどにある「本上病院」内科医を務め、早5年目。

   夏目漱石の「草枕」をこよなく愛すが故に、
   話し方も漱石文学の登場人物のようになってしまう・・・と、周囲が
   そして本人も認める変わり者なのですが、

   秘めたる情熱は人一倍!!!

   そんな彼を取り巻く人々・・・。


   ジーン・ワルツ 以来

   映画化される作品の原作を手に取ることが増えました!


   映画よりも安く、フルエピソードを堪能しよう!・・・という
   魂胆が無きにしもあらずなんですが、
   
   神様のカルテ 映画はどうしようかしら!?

   うむむ。。。

   少し時を置いて、再読を楽しむ!・・・なんてのもアリですね。


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2011年8月21日日曜日

阪急電車


  ずっと気になっていながら・・・


   何となく、映画をスルーしてしまったのが、どうにも惜しくなってしまい、
   
   少し時間はかかるけど、
   余裕がある時に読み進められればいいや!・・・と
   原作小説を手に取ってみることにしました。

   
   「阪急電車」


   そんな・・・

   気持ちにゆとりを感じている時に、ピッタリの作品ですね!!!

   今、電車に乗り、揺られているかのように、

   ガタ~ン、ゴトーン・・・ と、軽快なリズムで読み進めることのできる作品。


   何気ない日常・・・
   
   いつもの電車に、偶然乗り合わせていく人たち
   
   毎日のように顔を合わすことがあっても、
   
 
   また・・・

   ふとしたきっかけで親しみを感じるようになったとしても、
   何か無ければ、
   まず・・・会話を交わすことなんて、ありませんよね。

   ふとした、ひょんなキッカケで

   その沿線に住み、その車両の中で、
   時間を重ねる人たちが紬あわせていくこととなる日常の中の、非日常。

   ほの暖かさを感じながら・・・

   夢中になって読み進めていくうちに電車は、やがて終点の宝塚駅へ!
   
   巻末の解説は・・・

   芸能界随一の読書好きとしても知られる、
   先頃亡くなられた、俳優の 児玉 清 さん。
   
   軽やかな筆致に、ご自身の趣味の切り絵を思わせるような柔らか味を
   感じるのは、私だけでしょうか!? 

   
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2011年8月20日土曜日

ハリーポッターと死の秘宝PART2


   最新作公開の少し前からDVDでレンタルしてきて・・・

   ( 最近のテレビ放送の前ですね。 )

   せっせとシリーズを追いかけ

   早々に最終作を観に行こう!と考えていたのですが、
   
   なんだかんだでタイミングを逃し・・・
 
   何となく「ツリー・オブ・ライフ」が先行し・・・

   さらにWWでの紹介も一週間遅れという。。。 


   まぁ・・・ それはともかく・・・

   行って来ました!!!

   え~ も~ そんなになるの~!? ・・・といった感じの10年間のシリーズも
   いよいよ完結編です。

   因縁のライバル、ヴォルデモート卿との最後の戦いに挑むハリー!

   ダンブルドア校長が亡くなって以来時、おおらかさがなりを潜めてしまった
   ホグワーツ魔法魔術学校が今回の総力戦の舞台!

   
   この最終作だけでも十分に楽しめると思いますが、せめてPART1、
   いゃ~~ やはり・・・全て観ておいた方が良いかな~!?

   これまで、シリーズに馴染みの無かった方も

   物語が完結した今こそ・・・

   シリーズを一気に追いかける好機かも知れませんね!!!


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2011年8月13日土曜日

ツリー・オブ・ライフ


   午前中に観て・・・ 今、シーンを思い出しながら、振り返っています。

   
   あの時、父親は何を考えていたのだろう?

   母親は何と言いたかったのだろう?


   いゃ~良かったな~! 

   スカっと爽やか感を覚える・・・ というより、
   鑑賞後の心のさざめきを大事にしていく映画ではないかと思います。


   休みの日なのでしょう、母親が冷蔵庫から持ってきた
   氷を使って起こされた子供たちは、朝から最高に盛り上がります。
   
   こんな、どこまでも純粋な母親像は、宮崎映画に通じるものを感じます。
   母親像に対して一家言ある監督さんの思い入れゆえなのでしょう。

   男としての度胸と節度を求め、厳しく接する父親に対し、
   年と共に、子供たちの心は離れていくのですが・・・
   
   このお父さん、子供達を愛していないわけではなくて、
   むしろ人一倍、愛したいし愛されたいと思っているタイプ。

   一昔前であれば、どこにでもいらっしゃった感じの父親像に、
   感情移入していく方も多いと思います。


   散文的に綴られる、誰にでも懐かしく感じられるような多くのエピソードを通し、
   この両親の歴史、子供たちの成長、葛藤が描かれ、
   私たちは、まるで この家族の一員になったような
   気持ちを覚えることでしょう。

   それら家族の風景に、壮大な自然美の世界を織り込んでいきながら、
   私達の日常の暮らしも
   実は、連綿と続いていく、生命の系統樹の連なりのなかにあることを
   意識していくことになります。
   
   なんかだか、お盆向けに話した、金曜日のi-INFOに通じるものを感じますね。


   映画も終わり頃になってくると・・・

   2度目、3度目と観る時にはどう感じるのだろう!?
   その時には、どんな発見があるのだろう?と、密かに期待するものを感じていました。
  
   皆さんが、家族の中でのポジションによって、
   印象が違ってくる映画ではないでしょうか。


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