2011年8月21日日曜日

阪急電車


  ずっと気になっていながら・・・


   何となく、映画をスルーしてしまったのが、どうにも惜しくなってしまい、
   
   少し時間はかかるけど、
   余裕がある時に読み進められればいいや!・・・と
   原作小説を手に取ってみることにしました。

   
   「阪急電車」


   そんな・・・

   気持ちにゆとりを感じている時に、ピッタリの作品ですね!!!

   今、電車に乗り、揺られているかのように、

   ガタ~ン、ゴトーン・・・ と、軽快なリズムで読み進めることのできる作品。


   何気ない日常・・・
   
   いつもの電車に、偶然乗り合わせていく人たち
   
   毎日のように顔を合わすことがあっても、
   
 
   また・・・

   ふとしたきっかけで親しみを感じるようになったとしても、
   何か無ければ、
   まず・・・会話を交わすことなんて、ありませんよね。

   ふとした、ひょんなキッカケで

   その沿線に住み、その車両の中で、
   時間を重ねる人たちが紬あわせていくこととなる日常の中の、非日常。

   ほの暖かさを感じながら・・・

   夢中になって読み進めていくうちに電車は、やがて終点の宝塚駅へ!
   
   巻末の解説は・・・

   芸能界随一の読書好きとしても知られる、
   先頃亡くなられた、俳優の 児玉 清 さん。
   
   軽やかな筆致に、ご自身の趣味の切り絵を思わせるような柔らか味を
   感じるのは、私だけでしょうか!? 

   
広島ブログ

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