2011年10月17日月曜日

琴庄神楽団「山姥」から



ミュージアムシアターで公開中の・・・
神楽の映像は、なかなかの人気がありますね!!!


そんな訳で・・・

先日出かけた、芸石神楽競演大会 も
早めに展示に加えようと思いながら・・・ つい、遅くなってしまいました。



受賞こそ逃しましたが、熱く情感のこもった演技で
来場者から、一段と高い拍車を送られた

琴庄神楽団による新舞 「 山 姥 」 から・・・



源頼光は、東国の賊徒平定のため、卜部季武を共に加えて、
信州明山にさしかかります。


日も西に傾き・・・

遠くに見える山家の明かりを頼りに、一行はやっとの思いで宿を求めます。



しかし・・・ そこは山姥の家。

山姥と、一子 怪童丸は一行の寝込みを襲うことを企てます。



一行は寝静まった後・・・ はずでしたが・・・


頼光らも危険を察知して応戦します!


老女は、いつしか山姥の顔に・・・

4人入り乱れて、戦いは次第に激しさを増してきます!


山姥は 

頼光らの武勇を前にして・・・

以前は・・・ 北面の武士の妻でありながら、夫と死別して、
人を世を呪い、山賊に成り下がった身であることを打ち明け、

自らの命は差し出すゆえ、一子 怪童丸の命だけでも・・・ と
必死に息子の助命を請います。

迫真の演技で、観客一堂、固唾を飲んで見守ります!


頼光は・・・ 母の情けを感じ、山姥を許し怪童丸を家来にすることとします。

母親は、怪童丸に、良き家来として務めるよう、説得します。


写真で見ると分かりにくいですが・・・ 神楽独特のリズムにのって、
流れるように、喜びの様子が表現されます。


パンフレットの解説をもとに、覚えている台詞をあわせて
構成しましたが、記憶を頼りにしているので解釈に
誤りがあるかも知れないことを!?予めご了承ください。


競演では、演技時間が定められているのですが・・・
この琴庄神楽団は、制限時間ジャストに納め、
最後に、今一度 観客らから、高い拍手が送られていました!


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