2013年1月12日土曜日

満州鉄道写真集



もし・・・


私が子供の頃に、今くらいのデジタル写真機があったらなぁ~!

・・・と思う事があります。


どれだけのカットを、フィルム惜しさに逃したことでしょう。

フィルムを交換するタイミングを逃して、見送ったシーンも。


しかし・・・ 過ぎた時間を悔やんでも仕方が無いですものね!


幸いにも・・・


今は 過去にフィルム撮影された写真の原版をもとに


これまでの印刷より、情報を追加する技術が向上


より 細部のはっきりした絵として、復元するための技術的が

満足できるレベルに達してきています。



本を開いた瞬間・・・ 写真の鮮明さに驚きました。


満州鉄道写真集


往年の、満州鉄道関連の写真集としては、決定版ともいえるもので

現在の写真の復元技術と、製本技術の高さ、専門性を考慮すると

この手の資料が

随分と、手軽に手に入るようになったものだなぁ~! と感慨すら覚えます。



日本人は、これまで 過去の戦争と真正面に向き合って

反省することを避けていたようなところあり、

満州や朝鮮での、過去の日常の出来事が語られる機会は、

決して 多くは無かったように思います。


このところ・・・ 立て続けに発刊されている


満州鉄道関連の本、


鮮明な写真で追っていく、 私達 日本人が残した 足跡


実は・・・ 日本人が製造を担当した、蒸気機関車で

過去、最も 高性能を誇った機関車は

南満州鉄道 特急 あじあ 牽引機 パシナ

最高速度は、130kmにも達した、技術の一つの頂点。


南満州鉄道以上に、資料の少ない

鮮鉄 (朝鮮鉄道)の写真も、多数 載せられています。


人が歩むところに線路あり


その道を使い 何を運んで 何を行うのか!?


人々の 様々な思いとともに歩み続けた鉄路の歴史。


今後 


戦前、戦中史を語っていくうえで、貴重な一冊と

なっていくものと思います!


広島ブログ

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