2011年4月4日月曜日

タイムマシン



    なぜ過去を変えられない・・・。

    主人公は 絶望のうちに そう呟きます。

    2002年公開の映画・・・

    タ イ ム マ シ ン
    
    私の好きな映画の一つです!

    全編に渡り・・・ という訳ではありませんし、決して名作に数えられるような
    映画では無いと思います。

    それでも、私がこの映画を皆さんに紹介させて頂こうと思うのは・・・。

    今の日本は、この映画を絵空事とは思えない状況にあるからです。

    公開当時・・・ あまり注目もされず、埋もれてしまったテーマが、ある時
    突然、輝きを持って感じられる事。
    ・・・というのは決して珍しいことではありませんが

    この映画こそ、そのような作品だと思います。

    主人公の アレクサンダー ( ガイ・ピアス ) は
    どうしても過去に戻りたい、過去を変えてしまいたい・・・
    その一心で タイムマシン を自力で作り上げます。

    その旅の果て・・・

    アレクサンダー は 「フィルビ、確かに行きすぎたよ・・・。」

    この時・・・流れる メロディライン は
    何も手を出せないまま、呆然と立ち尽くす
    主人公の気持ちをよく表していている名曲だと思います。

    ラストシーン・・・

    友人は、主人公の気持ちに添うように ある不思議な行動をします。
    その行動は、親友である彼の、友人に対する
    最大の餞だったのでしょうか・・・。


広島ブログ

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