囃子 に重ねるかのように さざ波の音 が響きます・・・
国内でも 唯一
海の上に立つ 厳島神社 の 能舞台。
演じ手が、日の光を受ける時 いっそうの輝きをもって見えてきます。
自然の風景の中に溶け込むような一体感と、
能楽独特の緊張感・・・。
当然・・・ それ以外は 普段着の 厳島神社 ですから
シーズンを迎えて増え始めた 参拝者はいつものように後ろを歩き、
もの珍しそうな声が聴こえます。
今日・・・ 知らずに来られた方はラッキー!!!
厳島神社の拝観料だけで、本格的な 能楽 が見られます。
出入りも、撮影も自由。
そんな大らかな雰囲気からは、古い時代の芸能の姿すら
見えてくるようです。
なんて、贅沢な時間を過ごしているのでしょうか・・・
厳島神社 の 恒例行事
桃花祭 神能 を観に行ってきました!!!
これは・・・ 全国から 能楽師 狂言師 を集めて行われるもの。
写真の演目は・・・
能にして能にあらず・・・ と言われる
古い時代の能の名残を、今に示す 「翁」
黒き翁 と 白き翁 が天下泰平・五穀豊穣 を祈る舞い。
その「翁」を最初に・・・
能を5曲、狂言4曲を入れる「翁付五番立」という・・・ 時間がかかりますから
今となっては珍しくなった、能楽の正式な演じ方 で
朝の9時~夕方 までをかけて演じられていきます。
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