2011年4月16日土曜日

能楽の世界へ! ~ 桃花祭御神能 ~



   囃子 に重ねるかのように さざ波の音 が響きます・・・


   国内でも 唯一

   海の上に立つ 厳島神社 能舞台

   演じ手が、日の光を受ける時 いっそうの輝きをもって見えてきます。
   自然の風景の中に溶け込むような一体感と、
   能楽独特の緊張感・・・。

   当然・・・ それ以外は 普段着の 厳島神社 ですから
   シーズンを迎えて増え始めた 参拝者はいつものように後ろを歩き、
   もの珍しそうな声が聴こえます。

   今日・・・ 知らずに来られた方はラッキー!!!

   厳島神社の拝観料だけで、本格的な 能楽 が見られます。   
   
   出入りも、撮影も自由。
   
   そんな大らかな雰囲気からは、古い時代の芸能の姿すら
   見えてくるようです。   

   なんて、贅沢な時間を過ごしているのでしょうか・・・

   
   厳島神社 の 恒例行事

   桃花祭 神能 を観に行ってきました!!!
   
   これは・・・ 全国から 能楽師 狂言師 を集めて行われるもの。

   写真の演目は・・・

   能にして能にあらず・・・ と言われる

   古い時代の能の名残を、今に示す 「翁」

   黒き翁 と 白き翁 が天下泰平・五穀豊穣 を祈る舞い。

   その「翁」を最初に・・・

   能を5曲、狂言4曲を入れる「翁付五番立」という・・・ 時間がかかりますから
   今となっては珍しくなった、能楽の正式な演じ方 で
   朝の9時~夕方 までをかけて演じられていきます。


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